事業の内容      
配合飼料価格差補てん事業



   「協会の概要」と「協会の取扱」に記載

 
飼料価格補てんの仕組みは?
 わが国の家畜の餌である配合飼料のほとんどは輸入されたものです。このため価格は国際相場の影響を直接受けることになります。配合飼料の高騰は生産者の経営に直接影響がもたらされることになるので、高騰した時には自分たちが積み立てていた基金から補填金が支払われ、さらに、値上げ幅が大きい場合には、国が「異常補てん」を支払ます。
 補てん金は、飼料価格が高騰した場合に支払われます。補てんを受けるには価格安定基金に加入する必要があります。基金は全農系、メーカー系、専門農協系とがあります。財源はメーカーと生産者が積み立てます。
    
    事業の仕組み        
    補てん事業の税の取扱
    数量契約に係る畜産経営者である証拠書類
   名義変更届、金融機関口座変更届

高騰する要因は?

1 需要に及ぼす因子
 ・天候不順、自然災害(干ばつ、冷害、水害、台風等)
 ・家畜の伝染病の発生(家畜の移動禁止等)
 ・中国の輸入国への参入と拡大
 ・遺伝子組み換え(スターリンク混入)
 ・エタノール需要
2 生産活動が及ぼす影響
 ・主要生産国の施策
 ・海上運賃の高騰
 ・為替の変動(円安ドル高)
 ・投機的変動(ファンドなどの投機対象)

肉用子牛生産者補給金事業    
 肉用子牛が低落したとき、子牛の生産者へ補給金を交付し、安定した子牛生産を継続するために法律によって措置された制度で、一般社団法人滋賀県畜産振興協会の業務委託を受けて実施しています。

肉用牛繁殖経営支援事業
 肉用子牛生産者補給金制度を補完する事業として増設されました。子牛価格が発動基準(家族労働費の8割を補完するものとして設定)を下回った場合に差額の一部を補てんする事業です。
 肉用牛経営安定対策補完事業  中核的担い手が計画的に優良な繁殖雌牛を増頭した場合における増頭実績に応じた奨励金を交付する事業です。
畜産高度化支援リース(畜産環境整備リース  
 畜産に起因する環境問題等を未然に防止、健全な経営の存続を図るため、畜産環境機械、装置等を貸し付けることによって、畜産経営に係わる環境保全と健全な発展に努めるために実施しています。
 平成27年度から、要望の高い中古機械リースも始まりました。

     貸付施設等及びその貸付期間
     一般財団法人畜産環境整備機構HP  
     事業の手続き方法等について  
畜産経営力向上緊急支援リース事業  
 配合飼料価格の高騰などにより生産コストが上昇しているため、畜産業においては生産性および飼料自給率の向上や安全な国産畜産物の安定供給の確保が喫緊な課題となっており、畜産経営の生産性や飼料自給率の向上、飼料生産受託組織等の経営高度化、飼料製造業者の飼料原料の多角化等のために必要な機械装置の導入をリース方式により行う事業です。
 本事業は平成25年に実施し、その後、一般財団法人畜産環境整備機構が行った事業について、貸付料、保険料等の徴収および納付を行っています。
 
 相 談 窓 口 
   

近年、地球環境の変化や自然災害、伝染病の発生、相次ぐ政情の不安定化などから、国際的なレベルにおいて、穀物飼料や原油などの価格、畜産生産物の価格などの変動は激しくなっている。さらに、TPPの大筋合意を受け国内の生産対策が講じられようとしている。このことから、畜産経営は非常に難しい舵取りをしなければならない状況となっている。このような中にあっては、畜産経営者にとって畜産経営安定対策事業は最も重要なものである。近年、各種の畜産経営安定対策事業の多くが直接交付方式になるなど、畜産経営者自信が事業を把握し、手続き等業務をしなければならない状況となってきている。
 このことから、相談窓口を開設して、畜産農家の支援を行う。


        


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